テニスの結果 = スキル×戦略×メンタル×雰囲気

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Today’s Practice Concept : 雪の為中止

本日は、またまた大雪・・・・・・・・・・・・・・朝から車の雪をおろし、お湯をかけ・・・・・・・・・・・・・・・・雪かきっ・・・・・・・・・雪かきって熱くなりますね。

早くしっかり練習したいっっっ・・・・・・・・・・・・泣

 

本日は、

 

 

 

<テニスの試合で勝つ為の方程式>

テニスの結果

=『スキル』×『戦略』×『メンタル』×『雰囲気』

 

 

 

について考えてみたいと思います。

 

テニスの試合では、この4つのfactorが必要だと感じます。いずれもテニスにおいては大切で、当たり前の事だと言われるかもしれませんね。しかし、これらの「特徴」をしっかりと理解する事が本当に大切だと思うのです。

各factorについて少しふれていきたいと思います。

 

①スキル

各ショットの精度やパワー、足の速さや持久力(体力)等、文字通り「テニスの技術」ですね。これは、テニスの試合において無くてはならないものであり、これがなければ試合になりませんね。この「スキル」における特徴は、「0」から始まり練習すればするほどプラスになっていくものだという事です。

「スキル」=0から始まり、練習をすればするほどプラスになる

②戦略

試合相手を分析し、自分の得意なショットが活かせるパターンを組む事ですね。もちろん、相手のウィークポイントを攻めるパターンを組む事もありますね。これが無ければ、単に飛んできたボールを力一杯打ち返す、或いは相手のいない所へ打ち返すという後手の攻めになります。この「戦略」における特徴は、「0」から始まり考えれば考えるほどプラスになっていくものだという事です。

「戦略」=「0」から始まり、考えれば考えるほどプラスになる

③メンタル

試合において、ミスショットはつきものです。或いは、相手に攻め込まれる事も当然あります。一方、自分のショットが冴え渡り、思うように試合をコントロールできる事もあります。このような時に、自分の精神状態を如何に落ち着かせ、Positiveに維持するかが大切になりますね。この「メンタル」における特徴は、「0」から始まりプラスにもマイナスにもなっていくものだという事です。

「メンタル」=「0」から始まり、試合の状況による感じ方でプラスにもマイナスにもなる

④雰囲気

試合において、試合前から存在し直接的に関与できない環境ですね。例えば、相手のホームコートでの試合では、試合前から相手に余裕があり、知り合いの方が応援に来ていると思います。このような環境では、自分にとって試合がやりにくいと感じる環境だと思います。この「雰囲気」における特徴は、「0」から始まりそれが継続するという事です。

「雰囲気」=「0」から始まり、試合前のものが継続する(プラスのものはプラスで、マイナスのものはマイナスで)

 

このような「特徴」があると考えます。ここで大切なのが、テニスの結果はこの4つのfactorの「かけ算」であるという事です。

「かけ算」というと、プラスとプラスをかければ一層プラスなりますが、マイナスをかけると一転して一層マイナスになりますね。当たり前の事です。これを「テニスの結果」の方程式で考えてみると、

 

テニスの結果=「スキル」×「戦略」×「メンタル」×「雰囲気」→

 

このように、たくさんの練習や分析で素晴らしい「スキル」や「戦略」をいくら持っても、「メンタル」がマイナスであれば、その「スキル」や「戦略」の分まで大きくマイナスになってしまうという事です。もう少し詳しく言うと、最大値を100とした場合、必死で練習し「スキル」を90まで得た。相手をしっかり分析し「戦略」を70まで組めたとします。但し、「雰囲気」は相手も同じ環境だったとします。

Ⅰ.試合中にイージーミスがあったが、何とか今までの練習やスキルを信じてラケットをふり、「メンタル」が+10にできた場合

テニスの結果 = 「スキル」90×「戦略」70×「メンタル」10×「雰囲気」1= +63000

Ⅱ.試合中にイージーミスがあり、イラつき、焦り、どんどんミスが重なり、「メンタル」が―10になった場合

テニスの結果 = 「スキル」90×「戦略」70×「メンタル」―10×「雰囲気」1=―63000

という結果になります。まるで逆の結果ですね。このように、いくらすごい「スキル」や「戦略」を持っていても、「メンタル」がマイナスだと一向にプラスにはならない、つまり勝てないという事になると思うのです。

こんなにも練習してすごい「スキル」を持っているのに・・・・・・相手をしっかりと分析して試合に挑んだのに・・・・・・・・勝てなかった・・・・・・・・・・・・これは、確かに相手も自分以上の「スキル」や「戦略」を持っていたと考える事もできますが、「メンタル」の部分が大きく影響していると思います。なぜなら、「スキル」や「戦略」は時間をかけてやればやるほど進化するものですし、上位になればなるほどこの2つのfactorの差は少なくなってきます。なぜなら、「スキル」も「戦略」も右肩上がりの直線で伸びていくものではなく、放物線のように伸びていくものだからと思います。つまり、最初の方は飲み込みが早かったり、素質があったりという事で伸びに差が生じますが、時間がたつにつれて飲み込みの遅いプレイヤーも追いついてきます。だから、上位のプレイヤーとなればこの「スキル」や「戦略」はじっくりと時間をかけて養ってきたはずで、その差は少ないと考えます。

「スキル」や「戦略」にそんなに差がないとすれば、その他の2つのfactor「メンタル」と「雰囲気」で負けてしまったと考えられると思っています。

 

「雰囲気」は試合前に存在するものであり、それが継続する。如何にして試合前(厳密にいえば、最初の2ポイントくらいで)にプラスの「雰囲気」を作るかにかかっています。以前にお話しした「余裕」や「一生懸命な姿」でプラスの「雰囲気」を作る事が大切になりますね。雰囲気がマイナスのままでは、勝てないという事になってしまいます。それだけ「雰囲気」は大切と感じています。しかし、「雰囲気」は一度作ると継続性がある為、コントロールはしやすいfactorでもあります。

 

最も問題なのは、「メンタル」です。試合中の状況によりプラスにもマイナスにもなる。しかも、自分のショットだけでなく、相手のショットや動きに対しても敏感に反応しプラスにもマイナスにもなる。とてもコントロールが難しいfactorですね。しかし、これをコントロールする事が強い相手に勝てる方法なんだと思っています。自分の「メンタル」をプラスにする事だけでなく、相手の「メンタル」をマイナスにもできるという事になるからです。如何にすごい「スキル」を持っているプレイヤーが相手でも、相手の「メンタル」をマイナスにできれば、一気に結果はマイナスになるはずです。そのように「自分のメンタル」だけでなく、「相手のメンタル」も含めたコントロールができれば、本当に強くなれる(誰にでも勝てる)と感じています。

 

それでは、この「メンタル」をどのように培っていけばいいのか、コントロールすればいいのかを考えてみたいと思いますが、これは次回にお話ししたいと思います。

 

 

次回は、「メンタルについて」です。

 

 

 

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