テニスの上達スピード

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Today’s Lesson Noticed : 上達スピードは「変えてみる事」で速まる。

本日のレッスン(ジュニアレッスンサポート)での気づきですが、「変えてみている生徒」が上達していると感じます。自分のやりたい様にしたくなるものですが、コーチのアドバイスをそのままやってみる生徒さんと自分のやりたい事を突っ走っている生徒さんの両方がいます。何もコーチのレッスンを美化するつもりはありませんが、やはり前者の生徒さんの方が確実に上達しています。これはなぜでしょうか。

コーチのアドバイス力という事もあると思いますが、最も重要なことは「コーチのアドバイスで変えるきっかけを作れている」事だと思います。たとえコーチのアドバイス通りにやって上手くいかなくても、選択肢が一つ消せる訳ですから一歩前進ですね。また、コーチのアドバイス通りにやって上手くなれば言うこと無しですね。

あくまでもコーチとの信頼関係が根幹にはありますが、上達は「経験の数」で大きくそのスピードは変わると感じます。

 

「経験の数だけ伸びる。経験は時間ではなく、欲を持って視野を広める事で得られる」

 

同じ事を何時間も繰り返しては、そのスキルの上達は得られますが、その手法以外の可能性を模索できない事となります。これは年齢的な事も考慮しなければならないと思います。ジュニアの時代は、間違ってもいいから色々な事を「やってみる」時期だと思います。大人になるにつれて、間違いを修正しにくくなります。色々な(上達する)可能性を模索すればするほど、正解という上達、不正解という上達があると考えています。

 

正解という上達 → スキルアップ

不正解という上達 → これは必要ないと気づく

 

これらは、一度経験しないとわからない事です。経験しなければ一生わからない事です。大人になって迷った時に、軌道修正の進路がたくさんあるのではもっと迷う可能性があります。ジュニアの時代に、この軌道修正の進路を絞っておく事が大切なのです。

ジュニア時代での経験→軌道修正の絞り込み→より簡単に軌道修正の進路がわかる

上達はずっと続けるものであり、上達が止まる時は「満足」してしまった時だと考えています。上達スピードは、経験の数が大きく影響し、失敗を嫌がらずに何度も失敗した方が上達スピードは確実に速くなります。ジュニアの時代は、失敗を極端に嫌がりますし、格好悪いという気持ちが先行します。コーチはこの事をよく理解してジュニアに対して「失敗の誘発」をしてあげる事も大切と考えています。

では、テニスにおける「経験」とはどのようなものがあるのでしょうか。

①スイング(片手・両手)

②球種(フラット・スピン・スライス)

③サーブのフォーム

④ルーティン

等々・・・

現状のテニスを「変えてみる」事ができるレッスンを心がけていこうと思います。

次回は、「自分のスタイル【その壱】」です。

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