試合で勝てなくなった???時

Today’s Lesson Concept : 雨&雪の為中止

本日は、「試合に勝てなくなった???時」について考えてみたいと思います。「試合に勝てなくなった」という事ですから、今まで勝てていたのに勝てなくなってしまった時を想定します。

これは、正直「焦り」ますよね。今まで勝てていたのに、勝てなくなった。試合に出ても勝てない・・・・特に調子が悪い訳でもないのに・・・・・・・・カテナイ・・・・・・・・・泣

結論から言うと、この「勝てなくなった」事に関してはそれ程気にする必要はないと思いますね。「勝てなくなった」というよりは、「勝ち方を忘れてしまった」といった方が良いのかもしれません。しかし、少しは気にする必要もあります。それは、自分が「進化」できているかどうかです。「進化」を止めると、当然勝てなくなります。これは必然ですね。毎日コンセプトを決めて練習し、楽しくテニスができているなら、それ程気にする必要はないという事です。

 

 

 

自分は日々「進化」できているか???

負けた理由と同時に「自分の進化」

を考える事が大切

 

 

 

では、「勝てなくなった」時にどう考えれば良いのでしょうか。試合で負けると凹みますし、気持ちが戻るまで時間もかかると思います。トッププレイヤーも「3カ月はかかる」というくらいに試合に勝てないとモチベーションが下がります。こんな時に何を考えれば良いのでしょうか。

先ずは、考えた方が良いのか、考えない方が良いのか・・・という選択があると思います。これは、負け方(勝てなくなった理由)によりますね。先ずは、考えた方が良い場合をみてみましょう。

考える場合、何を軸に考えれば良いのか。2つあります。「相手軸」と「自分軸」です。思うように勝つ事ができなくなった時に、負けた試合を2つの軸で考えます。

 

 

1.相手軸

勝てなかった理由が「相手」にある場合です。これは、シンプルに言うと「相手の方が強かった」という事になりますね。でも、勝てなくなったという事ですから、前までは自分の方が強かったはずです。それが勝てなくなったという事は、「相手の方が強くなった」という事ですね。当然、相手も少なくとも自分と同じかそれ以上に練習をして「スキル」を磨き、「戦略」を練り、「メンタル」を鍛え、「雰囲気」を纏います。

相手軸で考える時は、「徹底的に比較」をする事がポイントです。細部にまでよく相手を見て、これまでと違う部分、相手が進化している部分を見つける事。そして、相手の進化を感じる事が必要です。

 

 

 

相手軸で考える時は、

相手の「進化」を見つけ出し、

それを感じる事が必要

 

 

 

これは、次に考える「自分軸」でとても大切になるfactorです。「スキル・戦略・メンタル・雰囲気」の4つの項目において、どれの何が「進化」しているのかを見つけ出します。若い選手なら「スキル」の「進化」はとても早いですし、中堅選手なら「メンタル」の「充実」は高くなります。また、コーチの存在で「戦略」が緻密になっているケースもあります。幾度となく試合を経験し、余裕が出てくると「雰囲気」も纏い始めます。このように、4つの項目における相手の「進化」を肌で感じる事で「自分軸」を考えてみましょう。

 

 

2.自分軸

勝てなかった理由が「自分」にある場合です。これは、シンプルに言うと「自分の方が弱かった」という事になりますね。「相手軸」と同じく、前までは自分の方が強かったはずですね。これを4つの項目に照らし合わせて「自分軸」で考えてみます。「スキル」は落ちません。一度できるようになったスキルができなくなる事はありません。「戦略」は勝てていた相手ですので、自分が「攻略」されてしまったのかという事になりますね。「メンタル」は勝てていた相手なので過度に「緊張」する事もないと考えられます。「雰囲気」は勝てる相手と認識しているはずなので、余裕すらあるはずです。このように、勝てていた相手を想定して4つの項目を見てみると、「戦略」ミスかと考えがちですが、勝てなくなったという事は複数回勝てていない状態であるという事ですから、「戦略」ミスとは考えにくいですね。であれば、「スキル」も落ちない、「戦略」も考えにくい、「メンタル」も緊張しない、「雰囲気」も余裕があると、勝てない訳がないように感じます。それが「勝てなくなっている」のです。・・・・・・・・・・・なぜ勝てないのか・・・・・・わからないですね。

自分軸で考える時は、「色眼鏡で見る」事がポイントです。色眼鏡とは、普通に自分の反省をしたり、できているできていないというジャッジをするのではなく、「相手の進化を感じ、恐怖心を持ち」ながら「自分軸」を見る事が必要です。

 

 

 

自分軸で考える時は、

相手の「進化」を恐怖し、

その感覚で考える事が必要

 

 

 

ここで間違ってはいけないのが「恐怖心」をネガティブに捉えない事です。「怖い」と感じる事を「自分は駄目だ。もう勝てない。」と今までの自分を否定することなく、「くっそ~、相手が進化してやがったぁー。自分も進化してきたのにぃ」というように今までの自分を肯定してあげる事が大切なのです。ここを間違えると永遠に負のループになりますからね。

 

「恐怖心」を持つというのは、「自分よりも進化している人がいる」という所謂「プレッシャー」です。「人」が動く原動力は「欲(本能)」です。勝てなくなった時に生じる「欲」は「勝ちたい」という欲ですよね。それはとても重要です。「勝ちたい」と思うからこそ、更なる努力をして「進化」していくのです。しかし、負けた時ってすぐに「勝ちたい」と前を向けますかね。・・・・・・・・凹みますよね。・・・・・・・勝てなくなった時は「勝ちたい」と思う前に「また負けるかも」という「恐怖心」の方が強くなります。だからこそ、この「恐怖心」を使うのです。「恐怖心」という「プレッシャー」は、とてつもなく強い力があります。「恐怖」からは「逃げたい」か「克服したい」かの2択になります。ここでは、「勝ちたい」という気持ちがある訳ですから「逃げる」という選択肢はありませんね。つまり、「克服したい」という気持ちが残る訳です。これほど「強い欲」はありませんね。

 

 

 

「恐怖心」という強い「プレッシャー」で

「勝ちたい」という気持ちを

揺るがないものにする

 

 

 

ですから、先ずは相手の「進化」をしっかりと見つけて、相手に「恐怖」する事ができなければなりませんね。一見すごく難しそうに思えるかもしれませんが、「勝てる相手に負ける事、負け続ける事」は素直に「恐怖」ですよね。追い抜かれたっという焦りとともに「相手の進化」に対して恐怖する事。これが、次に勝てるようになる原動力になります。

 

このように、勝てなくなった時に考える事を考えてきました。相手の進化を恐怖し、そこから「勝ちたい」と本当に思う事が大切で、その気持ち(色眼鏡)で自分の4つの項目を見てみると、さっきまで見えなかった「勝てない理由」がはっきりと見えてきます。コレが見えれば後は簡単。その理由を払しょくするコンセプトで練習を重ねるだけです。

 

 

 

「恐怖する」事が難しいんだよっっと感じたあなた!!!・・・・・・・・・・・・・・・・みんな「良い練習」を毎日してますよ。・・・・・・・・・・・・・・・・Levelが10段くらい離れていた相手も・・・・・・・・・・・・・・・・・・毎日2段飛ばしで登って来たら・・・・・・・・・・5日で追いつかれますね・・・・・・・・・・・・・・・・・・10日後には、逆転してますね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コワイデショ・・・・・・・

 

 

 

MYTAでは、Private Lesson を対象にこのようなメンテナンスも生徒さんと一緒にできる環境を作ろうとしております。この時に大切になるレッスンメニューや振り返り等を考慮して実施するようにしています。

 

 

次回は、「ゲームでのポイントの獲り方について」です。

 

 

 

テニスを初めてする時

Today’s Lesson Concept : 流れの中で正確なショットを打つ

本日のレッスンでは、「流れの中で正確なショットを打つ」事をコンセプトに行いました。球出しで打ててもラリーになると打てなくなる事はよくあります。これは、球出しのように打ちやすいボールが飛んできて、何のショットを打つのかが決まっており、且つ準備が十分にできる環境(止まっている状態)で打つのではなく、色んなボールを返球しながらそれぞれのショットを正確に打つ(動いている状態)必要がある為、そのショットに対する「集中」や「準備」が十分にできずに打てなくなるという理由です。色んなボールを組み合わせて(コンビネーション)、より実践に近い配球での球出しを行い、動きながら打つ経験を重ねる事が大切です。且つ、「準備」を整える為には「予測」が大切になり、次にどのようなボールが飛んでくるのかを「予測」できればそれだけ「準備」が早くできるようになります。

本日の生徒さんは、High levelなコンビネーションをレッスンしましたが、とても柔軟に対応できていました。このコンビネーションの反復練習が試合で必ず活きてきます。引き続き、コンビネーションの工夫をしながらレッスンしていきたいと考えています。

 

 

本日は、「テニスを初めてする時」について考えてみたいと思います。無料体験やジュニアのレッスンを見ていると「初め」の大切さが本当によく分かります。「初め」というのは初回という事ではなく、自分のスタイルが身に付くまでの期間を指します。初めてボールを打つ生徒さんも実に様々なタイプがあります。例えば、「ラケットに当たろうが当たらまいが思いっきりラケットを振る生徒さん」や「ラケットへ当てる事に集中してゆっくりとラケットを振る生徒さん」、「スイングの知識をお持ちできれいなフォームでスイングするもボールに中々当たらない生徒さん」など。

 

これらのスイングを見て、コーチは「よりラケットにボールが当たり、よく飛ぶスイング」に矯正していくと思います。実は、この「最初の矯正」がとても大切だと思うのです。テニスを始めた頃は「何もわからない、うまくいかない」時ですから、教えられることをそのまま実行します。そして、その教えられるままにスイングが染まっていくのです。これは、染める側のコーチとして責任重大な時です。一度染まったスイングを変える事は至難の業ですよね。真っ白な状態は一度きりしかなく、一度染まると最早後戻り(真っ白な状態に戻る)事はできません。だからこそ、「最初の矯正」はとてつもなく重要だと思うわけです。

 

 

 

最初に教える事(教わる事)が、その生徒さんのその後のテニスに大きく影響する

 

 

 

そこで、MYTA一般コースでは「自分だけのオリジナルスタイル」という事に重きを置いています。これは、コーチのコピーを作るようなレッスンではなく、生徒さんの素質をベースに、生徒さんに合ったスイングやプレースタイルを見つけ、それを身に着けていただくというスタイルです。この「自分だけのオリジナルスタイル」を見つける為には、真っ白な状態であればあるほど見つけ易いのです。なぜなら、その真っ白な状態こそがその生徒さんの素質だからです。思いっきりラケットを振る、慎重にラケットを振る、フォームありきでラケットを振るなどという単純な行為が素質なのです。それに合わせてスイングを生徒さん毎に考え、その生徒さんに違和感のないスイングを提供する事がコーチの役割と考えています。

 

 

 

MYTA一般コースでは、最初のスイングがベースでその先に違和感のないスイングがあると考えています。

 

 

 

確かに、スピンやスライス、フラットなど球種によってスイングの基本はあります。当然それから逸脱する事はありません。しかし、その球種の選択や同じ球種でも生徒さんの柔軟性や筋力によってスイングを変えてあげる提案ができるかどうかはコーチの腕だと思いますね。違和感のあるスイングで何球スピンを打っても、思うようにボールは落ちてくれません。違和感のないスイングが自分にとって最高のボールを提供してくれるスイングだと思う訳です。

 

 

 

型(打ち方)ではなく、自分に合ったスイング(違和感のないスイング)が最高のボールを打つコツです。

 

 

 

では、自分に合ったスイング(違和感のないスイング)とはどのようなスイングなのでしょうか。私の知人で秀逸したスキルを持っている素晴らしいコーチが「でんでん太鼓(棒が刺さった太鼓の両脇に紐で吊るされた玉が付いていて、棒を回すとその玉が回り太鼓をたたくもの)」を例に話をされていました。正に、それが「違和感のないスイング」だと思うのです。でんでん太鼓は、棒を軸に回転し、紐が回って太鼓をたたきます。太鼓が「体(肩・腰)」、紐が「腕」、玉が「手」だとします。太鼓がたたかれた状態がボールを打った状態とします。太鼓をたたくには、まず太鼓が回らなければなりません。太鼓が回ると、紐が回り、玉が回るという段階があります。テニスも同じで、まず腰・肩が回ると、腕が回り、手が回るという流れになります。ここで大切なのが「棒」の存在です。でんでん太鼓では「棒」は太鼓に刺さっており、両方の紐(玉)の中間(直交)を通っています。体で言うと、両肩の中間にある頭(首)から胴体・足までが「棒」に当たりますね。この「棒」を回転させることで初めて太鼓が回ります。体も同じで、肩や腰を回すよりも、頭から足まで通った軸(体幹)を回す事が先になる訳です。この「体幹」を回転させる事が「違和感のないスイング」を見つける為には必要なのです。なぜなら、体幹を回転させて、自然に動く肩や腰、腕の回転が「自分に合った動き」だからです。コーチから教わるスイングではなく、自分で体幹を回転させてみて自然に動く領域が自分のスイングの領域になるのです。そこから「無理のない、違和感のないスイング」を見つけていく事になります。

 

 

 

自分に合ったスイング(違和感のないスイング)とは、体幹を回転させて自然に動く肩・腰・腕の領域を確認する事から始める

 

 

 

コーチは生徒さんのそれらの動きを見て、その生徒さんの肩の可動域、腰の柔軟性、腕のシナリ、手(手首)の動きを確認し、オリジナルなスイングを見つけてあげる事が大切と思います。また、それができるのが「テニスを最初に始めた時」だと思う訳です。

 

 

私も無料体験などではこの「生徒さんに合ったスイング」を見つけてあげる事にしています。そうする事で、コーチのごり押しにならないレッスンができると感じているからです。

 

コーチをしていて、実に面白い部分だと思います。

 

 

次回は、「試合に勝てなくなった???時」です。

 

 

 

【Coffee_Break】今日のシュウちゃん

ちょっと恥ずかしい話

シュウちゃんは、散歩中に他のワンコに向かって吠えた事がありません。子犬の頃からそうです。ちょっと自慢。

いくら相手のワンコがシュウちゃんに吠えていても、一切無視して通り過ぎます。耳に入らないのかもしれません。

散歩中は匂いを嗅ぐのに夢中で、ものすごい近距離にニャンコ先生がいるのに気づかずどんどん近づいて、とうとうニャンコ先生に『シャーーーーーーッッッ』と叱られて、びっくりする場面は日常茶飯事です。

もちろん、人に対しても吠えたことはありません。吠えるどころか、宅急便の配達員の方に、『こんにちは!』と手をペロリと舐めてしまったほど、フレンドリーです。番犬ではありません、残念ですが。

家に足を踏み入れた人(お客様)に対しては、ものすごいフレンドリーさを発揮しますが、それだけフレンドリーに挨拶をしていたお客様に散歩中に出会っても、家の中とは打って変わって全くフレンドリーさがなくなり、完全に知らん顔します。内弁慶というやつでしょうか。

まあ、シュウちゃんにとっては、無視している感覚はないのかもしれません。全集中力を散歩に注いでいるのだと思います。

 

それだけの集中力を持って散歩を楽しんでいるシュウちゃんですが、今日の散歩でかなり恥ずかしいミスをしていました。

繰り返しますが、シュウちゃんはボーダーコリーです。賢く、運動神経も抜群と言われている犬種です。

そのシュウちゃんが、今日の散歩中、見事にこけました・・・・・・。

犬ってこけますか?

四本足で立つのが通常で、どうやってもこける要素のないバランスで生きている犬です。

それが、散歩でハッスルしていたとはいえ、地面に苔が生えていて滑りやすくなっていた事に気付かなかったとはいえ、前足ツルンッの上半身ボテンッて見るも無残にこけますかね??

もちろん、私は死ぬほど笑いました。しばらく笑いころげながら、散歩を続けました。いや、散歩をしながら、笑い続けていました・・・。どっちでもいいか。とにかく笑いました。

 

その間のシュウちゃんはというと、こけてから数分は、一切振り返りませんでした(笑)。

恥ずかしいのか、笑われた事にふてていたのか、理由は定かではありませんが、珍しく振り返りませんでしたねえ。

それがまた、面白いのなんの・・。

 

シュウちゃんといると、毎日飽きませんね(笑)。ホントに楽しい毎日です!!

【Coffee_Break】今日のシュウちゃん

大好きなひっぱりっこ

シュウちゃんのトイレトレーニングが無事完了し、ホッと一息もつかの間、次の課題は噛まなくなるように教えることでした。子犬は乳歯の生え変わり時期でもあるので、とにかく色々なものをかじってました。

柱だったり、おもちゃだったり、ハンドクリームのチューブだったり・・。

もちろん私の手も噛む対象となってしまいます。本人は全力で噛んでいないつもりなのは分かるのですが、イマイチ加減が分かっていません。

さらに乳歯は歯が尖っていて、だんだん腹立たしくなる痛さ。

「しっかり躾けなければ!」と、噛むたびに「ダメ!!」と鬼の形相で怒ると、その時はシュンとなるのですが、あっという間に忘れてまたガジガジ・・。

そこで色々調べた結果、≪噛む事で遊ぼうとしているので、他の方法でたっぷり遊んであげれば噛む事が減っていきます≫という考え方に納得した私は、早速色々試しました。

 

①散歩を長めにたっぷり行きました。

→これは満足してました。でも、帰宅してひと眠りすると、元気回復して、やっぱりガジガジが始まりました。

②色々なおもちゃで遊ぶことを試しました。

→噛む力が強いので、普通の犬用のおもちゃは一日持たずに壊れました。ぬいぐるみ系のおもちゃは30分で中綿がはみ出してました。最終的に《コング》という中におやつを入れられるゴム製のおもちゃだけが残りました。でもおやつを入れないと遊ばないので、カロリー過多になってしまい、そうそう頻繁に渡すことができません。これはお留守番の時に重宝するようになりましたが、日々の遊びには使えないという結論に達しました。

③大きめのガムをあげてみました。

→あっという間に食べ終わり、『次は?』と催促されるだけでした。

④ボール遊びをしてみました。

→テニスボールは家にたくさんあったので、試しに古くなったテニスボールをあげると大喜びで遊びました。でも、投げたボールをシュウちゃんが取りに行って私に渡す、という遊びは全く好んでくれず、ボールをくわえた僕を追いかけて!という鬼ごっこ遊びばかりで、こちらの体力と持久力が持ちませんでした。

⑤ドッグランに行ってみました。

→先日ブログに書いた通り、自分で走り回る事はありませんでした。

 

・・・・・・・・・・、たっぷり遊べる方法がない!!一日中散歩なんて無理!!むぅぅぅぅぅぅ、困った。

 

そんな時、何か良いアイテムはないかと探しに行ったペットショップで見つけました。

≪ひも≫です。

シュウちゃんに限らず、引っ張りっこが大好きなワンコは多いです。何が楽しいのか私にはさっぱりわかりませんが、シュウちゃんがくわえたタオルを引っ張ると、キランっと目が輝き、『ひっぱりっこ、ひっぱりっこーーー!!』とぐいぐい引っ張ってきます。その時の楽しそうなこと♪

でもタオルだと私が持ちにくいし、すぐ破れる。でも、ひっぱりっこ専用のこの≪ひも≫ならやりやすいかも、と思い、ダメ元で≪ひも≫を購入してみました。

これは大当たりでした。

持ち手が輪になっていて持ちやすいし、長さもあるので腰も痛くならないし、強度も十分。シュウちゃんが息が上がるまで相手をすることも、私が頑張れば可能です。

何より、ひっぱりっこをする時のシュウちゃんの集中力がすごいので、ひっぱりっこをした後のシュウちゃんの体力・気力の消耗具合もちょうどいい。

それから、このひっぱりっこを毎日するようになると、少しずつ噛む癖がなくなってきました。ふうう、良かった。

 

体が大きく力も強い成犬になった今は、ひっぱりっこは雨で散歩ができない時のストレス発散用として登場しています(笑)。

「シュウちゃん、今日は雨だねえ」というと、ひもが置いてある所定の場所をチラっとみて、『じゃあ、きょうはひっぱりっこだね!』と期待の眼差しで私を見つめます、見つめ続けます。

プ、プレッシャー・・。

 

【Coffee_Break】今日のシュウちゃん

平べったくなるシュウちゃん

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シュウちゃんが前足も後ろ足もまっすぐ伸ばして平べったくなるのは、家に来て1週間が過ぎた頃でした。

トイレトレーニングも架橋となり、成功率がかなり高くなってきた頃、教えられた通りにトイレでおしっこを成功させ、褒められ、何やらウロウロと歩き回った後、『今日も一日、トイレトレーニングばっかり、疲れたも~ん!!』と言ったように見えた後、ソファの下に滑り込み、手(前足)と足を投げ出してストンと眠りに落ちました。手を伸ばすのは分かりますが、後ろ足をここまでまっすぐ伸ばして寝るワンコを初めて見た私はびっくりしました。

いわゆる「伏せ」の姿勢というのは、前足とお腹を床につけて顔をシャキっと上げる形が多いと思うのですが、後ろ足は伸ばしてはいない状態が多いはずなので、これは「伏せ」とは違う気がします。

そもそも、シュウちゃんはいわゆる「伏せ」を異様に嫌がるワンコです。「おすわり」も「待て」もすぐに覚えたのですが、「伏せ」がどういう姿勢をとるものなのかを分かってはいるようですが、ものすごくゆっくり時間をかけて嫌なんだけど!とアピールしながら渋々してます、という自分を全く隠そうとしません。なんなのでしょうか。

一年に一度、お医者さんに健康チェックをしてもらっている時に、特に何も指摘を受けていないので、体に何か問題があるわけではないはずです。

「伏せ」がこの後ろ足を伸ばす姿勢だとすれば、もしかすると喜んで「伏せ」をするようになるのでしょうか・・。

 

でもこの平べったい伏せ、の姿勢をとる時は、決してポジティブな気持ちの時ではないようなのです。

観察し続けた結果の推測なのですが、どうやら『ふてている』時にこの姿勢をとるような気がします。

 

皆がおやつを食べているのに、自分におやつをくれるのが遅かった時。

ハウスで寝たいアピールをしているのに、聞いてもらえなかった時。

雨が続いて、散歩に行けなかった時。

 

このような時に、この平べったい伏せをして、じとーっとこちらを見ている時が多い気がします。

実際、この姿勢でこちらを見ている時の顔が『僕はふてています』という顔なのです(笑)。

本人としては、この姿勢をすることで『ふてている』を伝えたいのだと思うのですが、こちらからすると、なんともかわいい姿、そして表情。

つい「まあ、かわいいわあ!!!」と撫でてしまいます。何度見ても、同じ反応をする私。

すると、ふてていたはずのシュウちゃんも、撫でてもらった事で何となくふてていた理由を忘れるようで、『撫でてもらいたかったわけではないけど撫でてもらったし、まあいっか』と急きょ予定を変更し、『もっと撫でて』のアピールが始まり、しばらくナデナデタイムが続くわけです。

 

というわけで、シュウちゃんの平べったい攻撃は、目的は達成できてないけど結果オーライないつもの日常ですね、あはは。

【Coffee_Break】今日のシュウちゃん

カメラ目線

今日はすごい雪でした。

ずいぶん雪にも慣れて、雪の中をズボズボ入って楽しそうに散歩していました。

飼い主の方が心配症で、足が冷たいんじゃないかとか、お腹が冷えて風邪ひいたらどうしよう、やっぱり短めにして帰った方が良いのか、でも楽しそうだしもっと歩きたいんじゃないかしら、とか色々心配していたら、知らぬ間に小走りで散歩してました。いつもと同じ距離で、雪に触れている時間を短くすれば風邪ひかないかも、と考えたみたいですね、私・・。

そんなことで、これだけの雪の中を楽しそうに散歩するシュウちゃんなのに、スマホ忘れた~!写真撮りたかった・・。

 

写真といえば、これまで撮りためた写真を改めて見てみると、シュウちゃんを撮った写真は結構多いですねえ。

トイレを覚えるまでの一週間は、そりゃあもう大変だったので、写真があるのは家に来てから一週間後からのシュウちゃん。

その一週間でググっと大きくなったので、もっと撮っておけば良かったなあ、とも思います。まあ、トイレトレーニング中の私とシュウちゃんに写真を撮る余裕なんてなかったのですけどね。

 

それはさておき、どの年齢の写真もとってもかわいいシュウちゃんです。

しかし、それらの写真を眺めると、気づくことがあります。

それは、ほぼいつもカメラ目線で撮っているのです!!

特に教えたわけではないのですが、かなり子犬の頃からカメラを(スマホを)構えると、必ずこちらをじっと見つめます。そして身動き一つせず、『カシャ』というシャッター音がするまで待ちます。

『カシャ』という音がして、動こうとするシュウちゃんに「もう一枚撮るから待って!」と言うと、またじっとこちらを凝視して身動き一つせず、次の『カシャ』を待ちます。

証明写真ばりの正面顔が撮り放題です。

とってもかわいいのですが、横顔も撮りたいな~、と思って横からカメラを構えても、必ず体をこちらに向けて真正面から凝視。真顔。

たまにはかわいい寝顔を撮ってみよう、と思って、そーっと近づいてカメラを構えても、ものすごい感覚で気配を感じ取り、パチッと目を開けて寝ていた体勢のまま凝視。

それなら完全に眠ってから撮ってみよう、と思ってお腹を丸出しにしてひっくり返って寝言も言いながら爆睡している状態になってからそ~っと近づいて、そ~っとカメラを構えた途端、ひっくり返ったまま目をパチッと開けるシュウちゃん。忍者なのでしょうか。

 

なので、いつも真正面からのかわいい顔の写真です(笑)。

 

練習と試合について(後編)

Today’s Lesson Concept : 本日はお休み

本日のレッスンは、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コートに行くまでもなく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・雪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・寒い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドウシヨウモナイ・・・・・・・・・

 

 

本日は、前回に引き続き「練習と試合」について考えてみたいと思います。

 

 

テニスの結果=「①スキル」×「②戦略」×「③メンタル」×「④雰囲気」

 

 

このファクターの中で、①②は「練習」で研ぎ澄ますことができましたね。③④は「試合」独特のものであっても「練習」で行うことができれば「試合=技を比べ合う(結果)」でより一層勝てるようになると考えます。

そこで、③④を「練習」で行うにはどのようにすればいいのでしょうか。

もう一度、「メンタル」と「雰囲気」をまとめてみたいと思います。

 

 

 

「メンタル」=予想外の出来事に影響される「気分」

「雰囲気」=相手に向かって自然に作り出される「気分」

 

 

 

このような「気分」を「練習」で作り出す事ができないかと考えます。

当然、「練習」ではこの③④がマイナス想定で行いますね。「メンタル」「雰囲気」がマイナスとはどういうシチュエーションなのでしょうか。

 

 

 

「メンタル」マイナス=予想外の出来事が生じた時

「雰囲気」マイナス=相手の状態に押されている時

 

 

 

このようなシチュエーションだと考えます。この③④に最も影響を及ぼしているものは何でしょうか。

 

 

 

「メンタル」=予想

「雰囲気」=プレッシャー

 

 

 

このようなものが影響を及ぼしていると考えます。となると、この「予想」と「プレッシャー」が必要なシチュエーションを「練習」の中で実現できるメニューを考えるということになります。

 

MYTAでは、以下のようなレッスンを行っています。

 

 

 

③「予想」

一つのレッスン項目において、初めに打数を決めています。例えば、「フォアのクロスを15球打ちましょう。」というように。このように先が見える状況を作っています。15球というゴールを明確にすることで、自分が打つショットをミスも含めてある程度予想する事ができます。ゴールが無ければ、よいショットもミスショットもスルーしてしまいます。この「予想することができる」のは、15球というゴールが明確になっている為、「集中」できているからです。このように、ゴールを決めて自分がどのように打つのか、どのようなミスをしそうなのかを予想できるようにしています。

この「予想」を入れたレッスン(打数を決めたレッスン)は、とても疲れます。それは、普通に打つよりも自然と予測をしながら「集中」しているからです。

 

 

 

④「プレッシャー」

残念ながら、この要素を取り入れる事はとても難しいです。「試合」独特な要素ですから。「練習」と「試合」とが異質なものである源とも言えると思います。ですので、この「プレッシャー」を「練習」で演出する事は今のところファジィな状態です。「3球或いは5球をノーミスで打ちましょう」であるとか「30ハンデのゲーム形式」というような形をとる事も考えられるのですが、それは少し違うと感じます。この「雰囲気」の「プレッシャー」は初めからずっと存在するもので「瞬間的なプレッシャー」ではないのです。この部分はとても大切な所ですので、もう少し時間をかけて考えてみたいと思います。また、良い案が見つかりましたらお話しますね。

 

 

 

このように③④を「練習」で取り入れる事をじっくり考え、これが定着できれば素晴らしいレッスンになると思います。

 

 

 

「練習」と「試合」を環境の違いに着目してお話してきましたが、大切な事は、「練習」を単なる「反復」にせずもっと効果のあるもっと楽しいもっと上達が実感できる「練習」を考える事です。

 

 

いつものように「球出し」をし、ラリーをしながらポイントを取り合う、良いショットが決まれば喜び、ミスをすれば悔しむ・・・・このような「いつもの練習」ではなく、前回の練習を振り返り、今回の練習に活かす。そして次回の練習に課題を課す事が大切と考える訳です。

 

 

 

「練習」は、前回と同じではダメ。前回から課せられた課題をクリアできる「練習」であるべきで、次回に必ず課題を課す。

 

 

 

「練習」と「試合」は別物と考えるべきでした。となれば、「練習」をもっともっと充実したものにする事が、別物である「試合」に影響を及ぼせるようになると考えます。「試合」で必要な「スキル」を研ぎ澄まし、「試合」で重要な「メンタル」を向上させる「自信」を持てるだけの「練習」が「試合」で勝つ為には必要なのです。

 

 

 

「練習」の進化は、更なる「スキル」の向上だけでなく、これだけの事をやっているのだからという「自信」につながる

 

 

 

「練習」=「レッスン」です。MYTAでは、大切な生徒さんの時間を1分たりとも無駄にせず、毎回進化していける「レッスン」を目指します。

 

次回は、「テニスを初めてする時」です。

 

 

 

練習と試合について(前編)

Today’s Lesson Concept : 本日はお休み

本日のレッスンは・・・・・・・・・・・・・コートまで行くも・・・・・・・・・・・・・・春の嵐・・・・・・・・・・・小雨が顔に叩きつく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デキナイ・・・・・・・・・・・・・・お休みとなりました。

早く春にならないかなぁ・・・・

 

 

本日は、「練習と試合」について考えてみたいと思います。生徒さんも「練習」では上手くいくのに、「試合」ではなかなか上手くいかないなぁという話を聞きます。前にも「テニスの結果=スキル×戦略×メンタル×雰囲気」という話をした事があります。「練習」で行う代表的なものが「スキル」ですね。また、「戦略」も練習で行う事ができますね。しかし、「メンタル」と「雰囲気」は「練習」ではできないとなるとどうすればいいのでしょうか。それも、前に「戦略について」や「メンタル」「雰囲気」というテーマでお話をしました。それらをよく読んでいただくと、各テーマについては理解できるのではないかと思います。

 

今回は、「練習」と「試合」とはどのような関係があるのかという事を考えてみたいと思います。

 

 

練習」とは、国語辞典で調べると「学問や技芸などが上達するように繰り返し習う事」とあります。つまり、「上達」するように「繰り返し行う」事ですね。

試合」とは、国語辞典で調べると「スポーツや武術などの技を比べ合い勝敗を競う事」とあります。つまり、「技(スキル)」を比べ合い「勝敗を決める」事ですね。

 

 

普通に考えると、「練習」で「技(スキル)」を「上達」させて、「試合」でそれらを比べ合うというようになります。つまり、「練習」の成果が「試合」で試される!という事ですね。しかし、「試合」を経験された方であれば理解されると思いますが、「練習通りにならないのが試合」なんですよね。「練習」ですごく上手くできる事が「試合」となると全くできなくなる。逆に、「練習」ではなかなか上手くいかないのに「試合」となると超人的にできてしまう・・・なんてこともあるかと思います。

これはどういう事なのでしょうか。「テニスの結果の方程式」で考えてみたいと思います。

 

 

 

「テニスの結果」=「①スキル」×「②戦略」×「③メンタル」×「④雰囲気」

 

 

 

この方程式の①②は「練習」で培うもの③④は「試合」独特なものと考えられます。言うまでもなく、①~④が「試合」で試されるものです。ここで大切な事が「×(掛け算)」である事です。なぜ「+(足し算)」ではないのか。それは、「要素の大きさだけでなく、プラスかマイナスかという要素の符号が直接的に影響する」からです。

 

例えば、「2+5+(―1)」という方程式と「2×5×(―1)」という方程式の解はどうなるでしょう。

 

 

「2+5+(―1)=6」

「2×5×(―1)=―10」

 

 

このように解は、数字(要素)の大きさも違えば、符号(要素)も逆になっています。たった「1」でも、「×(掛け算)」になると大きな差になってきます。このように「スキル」「戦略」「メンタル」「雰囲気」の各factorが相乗効果で影響しあっているのが「試合」だと思う訳です。だから、「練習」でプラスの①②をどれだけやっても、マイナスの可能性がある③④の「試合」独特なものを無視していると「結果」は思うように良くならないという事になると思います。

 

 

 

「練習」でできる事と「試合」でしかできない事がある。

つまり、「練習」と「試合」は別物と考える。

 

 

 

では、この③④という「試合」でしかできない事を向上させるにはどうすればよいのでしょうか。普通に考えると、「試合」にたくさん出場して「練習」と同様に「繰り返し行う」事ですね。しかし、「試合」と言うのはそれほど頻繁にあるものでもないですし、「試合」は勝ちたいものですから「習うために試合に出場する」という事自体が何か変ですね。「試合」は常に真剣勝負で、勝つものです。場合によっては、目標としている「試合」があり、それに向けてそれまでにある「試合」に出場し、経験を積むという事はあると思います。それにしても、「試合」には手間もかかりますし、お金もかかる場合も少なくありません。できれば「試合」で習うのではなく、何とか「練習」で③④を向上させたいものです。

 

 

これを見つける事ができれば、より一層「試合に勝てる練習」が可能となり、とても面白くなると考えます。

 

 

「メンタル」「雰囲気」を「練習」で行うにはどうすればいいか・・・・・・・・これは、後編でご紹介したいと思います。

 

 

次回は、「練習と試合について(後編)」です。

 

 

 

【Break time】ライジングについて~続

Today’s Lesson Concept : 武器の活性化

本日のレッスンでは、「武器の活性化」をコンセプトに行いました。「活性化」とは、自分の武器をより強く見せれる環境を作るという意味です。自分の武器そのものを強化する事も必要なことですが、それだけが武器の研磨ではなく、その武器を強く見せられる環境を作る事も武器の研磨となると考えます。本日は、「バックのスライス」が武器である生徒さんに対して、より「スライス」が活きるボールを混ぜる事にチャレンジしました。「スライス」をベースにラリーをすると、どうしてもラリー自体がスローペースになり、それを続けると攻め込まれる形になります。そこで、そのスローペースを補えるボールを混ぜることで相手にロックオンをされないラリーを目指しました。当然、ハイレベルのスキルが必要であり、ミスも増えます。リスキーな事なのですが、これを反復練習をする事でマスターできれば、ラリー自体が非常に強いものになれると考えます。ミスの原因を一つ一つ拾い上げ、改善していきながらマスターへ向けてレッスンをしていきたいと思います。

 

 

本日は、前回に引き続き「ライジング」について考えてみたいと思います。前回より「ライジング」とは、「相手の予測を外せる間隔を作れ、ラリーを支配できるショット」と考えました。しかし、トッププロを除き通常のプレイヤーでこの「ライジング」を好んで打っているプレイヤーはあまりいませんね。それは、なぜなのでしょうか。

 

 

①難易度

②気持ちよさ

③必要性

 

 

この3つが「あまりしない」理由なのではないでしょうか。

 

①難易度

これは当然の如く、ボールをよく見て、呼び込んでから打つというショットではなく、飛んでくるボールに対して弾んでくるタイミングで打つショットですからとても難易度は高いです。また、難易度が高いからこそリスキーであり、中途半端にするとミスの原因にもなってしまいますね。

 

 

②気持ちよさ

これは「ライジング」を打ってみるとわかると思いますが、ボールをよく見て思いっきり「叩く」というようなショットではなく、タイミングを合わせて「弾く」というようなショットになります。上手く「弾ける」と気持ちはいいですが、なかなか気持ちの良いレベルまでタイミングを合わせることは難しいと思いますね。

 

 

③必要性

これは自分のスタイルにもよりますが、「ライジング」を必要とするスタイルはほとんどありませんね。本日の生徒さんのように「ライジング」が有効であるスタイルはありますが、必要かというとそうではありません。ですので、「必要」と感じなければやらないショットだと思いますね。(深いボールの処理でライジングを打つ事はあると思いますが)

 

 

私は、この「ライジング」はとても大きな武器と考えています。上記の通り3つの「やらない理由」がありますが、それらを加味しても自分のスタイルに照らし合わせて有効であれば、「ライジング」を取り入れる事を検討してはいかがかでしょうか。

 

 

敢えてですが、「深いボールの処理」という意味合いの「ライジング」ではなく、あくまでも「ラリーで支配できる」レベルの「ライジング」です。

 

 

それ専用のレッスンメニューが必要です。(本日の生徒さんは最初から上手でした。)中途半端に「ライジング」をすると、インパクトのタイミングが狂い、一層悩むことになります。

 

 

取り入れるなら、しっかりとメニューを組んで練習しましょう!

 

 

次回は、「練習と試合について(前編)」です。

 

 

 

【Coffee_Break】今日のシュウちゃん

お野菜大好き

シュウちゃんは、基本的にドッグフードしか食べません。

人が食べているもの、例えば床に落ちてしまったお菓子なんかを間違って食べてしまうと、必ず嘔吐します。

小さい頃からお腹が弱い子で、一晩中下痢をするシュウちゃんにつきっきりの看病をし、次の日急いで病院に駆け込んで一時間近い点滴を受けて、やっと帰宅して疲れ切って二人で寄り添って眠ったのは美しい思い出・・・。

まあ、シュウちゃんの健康の為にも人の食べ物をあげる気はなく、ドッグフードを美味しく食べているので特に問題はないのです。

ところが、人の食べ物でも嘔吐しないものがあります。

お野菜です。

ワンコちゃんのご飯を手作りしている方が、ご飯にお野菜をたくさん入れてるのを何かで見て、「お野菜なら健康にも良さそうだし、シュウちゃんも食べれるかな」と思い、あげてみました。

すると、美味しそうに食べてます。しかも吐かない。

ということで、シュウちゃんのお野菜大好き人生(犬生?)が始まりました。

では、勝手に発表しちゃうぞ、シュウちゃんの大好きお野菜ランキング~!!

 

第3位!ドゥルドゥルドゥルドゥル~ジャンッ

キャベツ~!

 

第2位!!ドゥルドゥルドゥルドゥル~ジャンッ

キュウリ~!!

 

では、第1位!!!ドゥルドゥルドゥルドゥルドゥル~ジャジャンッ

トマトでした~!!!

 

トマトの時は、それはもう喜び方が違います。

キッチンでトマトを切っている横でじっと待っているのですが、他の野菜と違って待ちきれなくてずっとウロウロしてます。

『トマト~!トマトだ~!!トマトだも~ん!!うっひゃ~!!』と言っているに違いないくらいの目の輝き(笑)。

もらえなかった時は、見ていられないくらいに落胆するので、甘い飼い主としてはあげざるを得ない・・。

 

しかも、キッチンでお野菜を切っている私の傍らで『くれるの?』と待っている時、「これは玉ねぎだからダメだよ」と言うと『そっかあ・・』とおとなしく退散していくシュウちゃんは、なんて賢いのかしら、うふふ。